秋田県南部を拠点に地酒のPR活動を展開する地元女性の有志団体「さけがぁる」が企画・デザインを手掛けた日本酒「べっぴん∞(インフィニティ)」が11月23日、発売された。
「若い女性が手に取ってくれたら」と、小瓶入りの日本酒3種それぞれに、日本酒づくりに欠かすことのできない「水の雫(しずく)」「米の花」「酵母」をイメージしたデザインをプリントした同商品。
日本酒は、横手市にある酒蔵「浅舞酒造」「日の丸醸造」「阿桜酒造」の純米酒を使い、各蔵限定1000本を県内の酒販店、秋田空港や道の駅などで販売する。日本酒3種と同団体オリジナルの木製カップホルダーをセットにした「クリスマスラッピング」(3,500円)は、同団体代表の高橋まゆみさんが経営するカフェ「タカイワ」(湯沢市、TEL 0183-52-2246)で販売する。
高橋さんは「白を基調にしたデザインで大人っぽさを演出した。1本1本手作業で瓶詰めするので、蔵人さんの協力があってはじめて商品化できる。秋田のお酒を知ってもらうために、県外に向けたアピールもしていければ」と話す。
価格は300ミリリットル入り=824円。