料理研究家グループ「ちゃあみー」が2月11日・12日、湯沢市内で開催された「犬っこまつり」の会場で「あっぷるとん汁」の販売を行った。
普段は東京の食品会社や広告会社で働く倉田沙也加さんと鈴木茜さん、峰奈津季さんの3人が「手作りの食卓のあたたかさを届けたい」と、料理教室などを企画・運営する同グループ。秋田県南部のフリーペーパー「relohas」にレシピ提供していることから、今回始めて出店した。
当日は、柴田畜産(横手市)のリンゴを食べて育った豚「アップルポーク」と、地元の野菜や味噌を使い600人前ほど調理。ときおり吹雪も舞う厳しい天候の中、来場者に「温かいあっぷるとん汁いかがですか」と声を掛け販売した。
倉田さんは「初めて冬の秋田に来て雪景色にテンションも上がり、おいしい地酒も楽しんだ。愛を込めて調理したので、きっと秋田の人の胃袋も掴めたのでは」と笑顔を見せる。