移住と起業を組み合わせた地域おこし事業「土着ベンチャー(ドチャベン)」コンテストで入賞した横手市内チーム祝賀会が3月25日、飲食店「よこてのわがや」(横手市中央町)で開かれた。
県と五城目町、横手市が地域活性化を目的に共催する「ドチャベン・アクセラレーター事業」。県内外から参加者を募り、昨年7月から6回のローカルビジネススクールを開き、11月にビジネスプランコンテストを行った。入賞者には県内への移住と起業へ向けて支援する。
同市の参加者のうち入賞したのは、「横手フルーツの定期購入サービス」で金賞を受賞した矢野智美さん、「すべての家庭に収益型食料生産施設を」を掲げたサービスを考案した佐藤治希さん、「湯戻しライスフレーク」の事業化を図る佐藤早苗さんの3人。同事業参加者のほか、県や市の担当職員、市民ら約40人が祝福した。
現在東京在住の矢野さんは「地域の期待を感じている。6月には事業を動かしたいと考えているが、まずは自動車免許を取得することから。自分のペースで事業を進めていければ」と、これからの活動に向けて話した。
4月3日には五城目町でも同様のイベントが行われる予定。