流木を組み合わせて作った竜のオブジェ作品が12月25日、湯沢市役所(湯沢市佐竹町)の1階ロビーに展示された。
秋田県沿岸に流れ着いた流木を拾い集めて作るアート作品を制作・販売する湯沢市出身の佐藤泰幸さんが、来年のえと「辰(たつ)」にちなんで竜をモチーフに制作したオブジェ「願い龍(りゅう)~Wish Dragon」。流木30本ほどを使い、全長7メートル、高さ約2.5メートルの作品に仕上げ、川連地区の神社で祈とうを受けて展示した。
竜のうろこに見立てた木片(100円)に願い事を書き、オブジェに張り付ける「参拝」の時間を1月5日に設ける。
佐藤さんは「自然が作り出した流木の根の形を生かした迫力ある竜の顔がポイントの作品。皆さんの新年の願いを木片に託してもらうことで、竜を完成させられれば」と来場を呼びかける。
公開時間は8時30分~16時。12月29日~1月3日は休館。