横手市内をコースに開くサイクリングイベント「かまくら・ライド」が9月15日、開催される。
横手市内をコースに開くサイクリングイベント「かまくら・ライド」エイドの様子(2023年)
市内全地域をコースに2019年から開く同イベント。今年で4回目。地域の活性などを目的に開催する。コース内に設ける休憩所「エイド」で振る舞う飲食物の豊富さから年々ファンを増やしているという。振る舞ったのは、特産品の漬物や炊き込みご飯や菓子類、秋田名物のアイス「ババヘラ」、ご当地グルメ「横手やきそば」など。昨年は、台湾など国内外からこれまでで最多の約380人が参加した。地元企業と市内中高生が担うボランティアなど民間が主体になって運営する。
今年設けるのは3コースで、25キロのショートコースと53キロのミドルコース、市内全域を走る109キロのロングコース。新たに公民館などをエイドに加え、企業や学校のPRスペースも設ける。前日には、出場者やスタッフの交流を目的とする前夜祭の開催を予定する。
現在、参加者を募集している。参加費は、ショートコース=4,000円、ミドルコース=6,000円(小学生以下は5,000円)、ロングコース=1万2,000円(同7,000円)。申し込みは特設サイトなどで受け付ける。7月31日まで。
「一般的なサイクリングイベントに比べて多くの飲食を提供するが、参加者からは消費したカロリーを補えると好評」と実行委員長の下タ村正樹さん。「最高のおもてなしで、参加する皆さんに喜んでもらえるよう準備を進めている。会場で皆さんに会えることを楽しみにしている」と話す。