JR北上線の全線開通100周年周年を記念した日本酒の予約販売が9月25日、始まった。
11月15日に全線開通100周年を迎える北上線の沿線で営業する阿櫻酒造(横手市大沢西野)が、100年の歴史を持つと伝わる酵母「きょうかい一号」を使い、同社製品の酸味を生かしながら、ほのかにラズベリーを感じる風味という商品を企画し販売する。
ラベルには、北上線のフォトスポットになっている錦秋湖を横切る赤い橋や、かまくら、横手城など横手市の風物のイラストをあしらう。
同社杜氏(とうじ)の酒井太一さんは「鉄道ファンだけではなく、広く鉄道の歴史を感じてもらえる商品に仕上げた。ボトルを飾ってもらえたら」と話す。
価格は2,640円(720ミリリットル)。予約は横手市観光推進機構(駅前町TEL 0182-38-8652)が受け付ける。10月5日・6日に開催予定の「横手駅東口祭り」会場か同社で引き渡すほか、6日以降の発送にも対応する。