「共有していく未来」がテーマの座談会が12月13日、秋田ふるさと村(横手市赤坂)で開かれた。
秋田市在住の写真家・遠山桂太郎さんの作品展「いつも、ソラと。」展の関連イベントとして企画された座談会。地場産品のネット通販などを手掛ける「こめたび」(仙北市)の和賀郷社長と、NPO法人「Yokotter」(前郷一番町)職員の高垣大輔さんの2人をゲストに迎えてトークを繰り広げた。
横手市内に東京都内から移住した和賀さん、湯沢市から移転した高垣さんは、「知人から採れたての野菜が玄関まで届けられる」ことや、「夜間には『天の川』を見ることができる」ことなどの体験談を交えながら、移住者や移転者の視点から地域の魅力を力説。
「日頃の取り組みや考え方を皆さんと共有することを通じて、地域の活性につなげていくことができれば」と口をそろえて座談会を締めくくった。