横手市のシェアスペース「石蔵ミライ」(横手市前郷一番町)で9月20日、農家主催イベント「農楽交」の3周年記念イベントが開かれた。
生産者と消費者の交流の場を設けようと、若手の果樹生産者が中心となってはじめた同イベント。コンセプトは「行きつけの農家を作ろう」。
就農6年目のブドウ農家で同会代表の鈴木靖之さんが、3年間の活動をスライドやビデオを使いながら紹介。鈴木さんが育てたブドウを使った料理やデザートなども提供した。
「農業ってどうなんだろうね?という仲間のひと言から始まった」と鈴木さん。「この3年間で、想像したよりも大きな成果が生まれている。家と畑の往復ばかりだったころとは違う苦労もあるが、農楽交を通してできた人とのつながりは収穫」と話す。