女性だけのフットサルイベント「女子会美寄(びより)」が3月19日、横手体育館(横手市条里)で開かれた。主催はサッカーやフットサル用のオリジナルユニホームなどを手掛けるスポーツブランド「DIBERTO」(同市横手町)。
同ブランドを営む幕沢孝徳さんが2月、東京で開かれた女性だけのフットサルイベントに足を運び、「ぜひ地元でも」と初めて企画。同イベント主催者で、女性に特化したフットサルサービスを提供する「ULVO」代表の山本美樹さんをゲストに招いた。
当日、同市内や秋田市内のフットサルチームに所属する女性が参加。山本さんを中心にパスやシュートなどのトレーニングを行った後、ミニゲームで交流を深めた。会場には、女性鍼灸(しんきゅう)師による美顔はり・きゅうや、ジェルネイルやハンドマッサージ体験ブースも設け、フットサルの合間にリラックスした時間を楽しむ姿も見られた。
幕沢さんは「子育てや仕事でプレーから離れてしまった女性の『またフットサルを楽しみたい』という声も多い。キッズスペースを作ったりブースを充実させたりしながら、イベントを続けていきたい。フットサルを通して女性の充実した生活を応援できれば」と話す。
山本さんは「楽しくかわいく、開放感のあることが女性だけのフットサルイベントの魅力。女性の方がコミュニケーション能力も高く、女性らしいフットサルの楽しみ方もある。実は首都圏以外のイベントに参加したのは今回が初めてなので、秋田の地酒も楽しんで帰りたい」と笑顔を見せた。