横手の浅舞公民館蛭野分館(横手市平鹿町浅舞)広場で5月3日、熱気球の「バルーングロー(夜間係留)」が行われた。
横手市内のバルーンクラブが中心となり地域活性化を目的に開く熱気球の大会「秋田スカイフェスタ」の催しのひとつ。
夜間に熱気球を係留し、バーナーをたくとカラフルな球皮部分がちょうちんのようになり周囲を幻想的に照らし出す。ゴールデンウイークの風物詩として定着し、会場には県内外から多くの観客が訪れた。
日暮れにとともに、「平鹿町熱気球クラブ」「大雄バルーンクラブ」「東北大学熱気球クラブ」「東北芸術工科大学熱気球部」の4チームが場内アナウンスに合わせバーナーを点火すると、光り輝く色とりどりのバルーンが迫力の風景を作り出し、来場者から歓声が上がった。
盛岡から来場した女性3人組は「熱気球に乗りたくて朝3時に集まってやって来た。抽選に外れ搭乗体験はできなかったが、バルーングローを見ることができて満足している」と笑顔を見せていた。