「道の駅うご 端縫いの郷(はぬいのさと)」(羽後町)が4月29日から、オリジナル商品の雪室貯蔵酒と焼酎を販売している。
雪室貯蔵酒「端縫い」は、羽後町産の酒米「秋田酒こまち」を使った純米吟醸酒を、気温0度・湿度100パーセントの雪室で2カ月間寝かせたもの。昨年7月、同施設のオープンと同時に販売し、2400本が半年ほどで完売したという。
焼酎「端縫い」は、雪室貯蔵酒「端縫い」の酒かすを原料とした焼酎。フルーティーな香りが特長で、アルコール分は34パーセント。雪室貯蔵酒とセットでのみ限定販売し、各箱にナンバリングを施す。
商品開発には、1615年(元和元年)創業の「木村酒造」(湯沢市)が協力した。
「端縫いの郷」駅長の小坂圭助さんは「雪室貯蔵酒も酒かす焼酎も、香り高く口当たりも優しく飲みやすいので女性から好評を得ている。試飲会で試した酒かす焼酎のそば湯割りはお薦め」と話す。
雪室貯蔵酒と焼酎「端縫い」セット(5,400円)は、282セット限定販売商品。雪室貯蔵酒「端縫い」(4800本限定、1,800円)は単品販売も行う。