秋田県立湯沢高等学校稲川分校(湯沢市稲庭町)で10月22日、最後の学校祭が開かれる。
本年度で閉校する同校で、これまで「稲高祭」として毎年開いてきた学校祭を「稲川分校地域感謝祭」として開く。テーマは、湯沢高校の校訓第1条「よく学び、よく遊べ」をもじった「ラストステージ~ヨクワライ、ヨクアソベ」。
1978(昭和53)年設立の同校は、これまで1015人の卒業生を排出し、現在は3年生6人が在籍している。
当日は記念石碑の除幕セレモニーから始まり、ステージでは「佐竹太鼓」の演技披露と一般参加できる「のど自慢」や「チーム対抗空き缶積みチャレンジ」などを行う。横手やきそばやスィーツを販売するほか、豚汁といものこ汁を各100食、おにぎりを39個限定で振る舞う予定。
生徒会長の菊地大さんは「人数が少ないぶん、どこの学校にも負けないくらい仲良く3年間を過ごしてきた。夏休みから本格的に取り組んだコマ撮り動画の上映と、6人の息があった朗読劇の演技をぜひ見てもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~14時。