「旬菜みそ茶屋くらを」(横手市増田町増田)で11月25日、体験イベント「よこて発酵を知る理科実験教室」が開かれる。主催は「楽しすぎるをバラまくプロジェクト秋田支部」。
子どもたちが食品や工業製品など身近な生活の中で利用されている「発酵」の仕組みを、科学的な視点で楽しみながら学ぶことを目的に開く同イベント。2016年に初開催し今回で2回目。
「こうじを知ると世界が変わる!」と題して、種こうじ店 「秋田今野商店」(大仙市)バイオインキュベーションセンター長の佐藤勉さん、理科教師で「楽しすぎるをバラまくプロジェクト」(目黒区)代表の青野裕幸さん、「くらを」の鈴木百合子さんを講師に招く。
当日は、インドネシア発祥の大豆発酵食品「テンペ」の作り方や、「黒こうじ」と「白こうじ」を使った甘酒の違いなど「発酵」を使った生活の知恵を学ぶ実験や体験を盛り込むほか、こうじの三五八や甘酒を使った「発酵食ランチ」を用意する。
イベントを企画した高沖みちるさんは「国内有数の総合微生物スターターメーカーの名物研究員・佐藤さんのお話は世界に引き込まれると評判。理科の面白さを子どもたちに伝えるためのイベントだが大人だけの参加も可能。子どもも大人も一緒に目に見えない微生物が活躍する世界を楽しみながら体験していただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~12時30分。参加費は1,000円。申し込みは高沖さん(TEL 080-6641-0201)まで。