横手市観光推進機構(よこてDMO)が2月2日から、期間限定の「かまくらBAR」の営業を始めた。
毎年2月15日・16日に行われる横手の伝統行事「かまくら」を盛り上げようと、同団体が初企画した。同行事の会場に近い空き地を活用し、かまくら1基と雪の壁に囲まれた20平方メートルほどのスペースに雪で作ったカウンターを設置する。
営業日は2月2日・3日・9日・10日・11日と14日~17日の計9日間。「かまくら」などが行われる雪まつりと前後の週末を合わせた期間限定でオープンする。店主は日替わりで、同市内の企業や団体に勤める「日替わりおかみ」「日替わりマスター」が務める。
利用はチケット制で、つまみ3種盛りとドリンク2杯が付く。ドリンクは横手の地酒のほか、ホットワインや甘酒など15種を用意。同市の特産品いぶりがっこや地元企業のソーセージなどのおつまみ9種も用意し、それぞれ500円で追加販売も行う。
横手市観光推進機構の福岡みはるさんは「観光客に横手の街も楽しんでもらえるよう、チケット提示で飲食店のドリンクやデザートサービスが受けられる特典も用意した。観光客と地元客の会話が弾むような場を提供したい」と意気込む。
営業時間は19時~22時(11日・14日は21時まで)。チケット料金は3,000円(前売り=2500円)。チケット販売は同団体(TEL 0182-38-8653)で受け付ける。特典の利用期間は2月28日まで。