横手市の大雄交流研修館ふれあいホール(横手市大雄本庄道下)で2月23日、ビールの飲み比べイベント「YOKOTE HOP SESSION」が開かれた。主催はよこてホッププロジェクト。
2017年から横手産ホップを使った地域活性や、生産農家の担い手育成などを目的に活動する同団体が開いた同イベント。一般参加者のほかホップ農家や横手市職員など100人以上が参加した。横手産ホップは昨年、岩手県遠野市を抜いて市町村別生産量で全国1位になっている。
飲み比べたビールは、昨年夏に大雄小学校の生徒が校舎のグリーンカーテンとして栽培したホップ「かいこがね」と「キリン2号」を使ったもの。同プロジェクトのメンバーやホップ農家がキリンビール横浜工場で醸造した6種を用意した。
秋田市から訪れた男性4人組の一人は「飲み比べの前にだいぶ飲んでしまったがホップの違いは感じられた。ビールが好きで横手がホップの産地ということも知っていたが大雄まで来たのは初めて。地元のホップを使ったビールを飲んで誇らしい」と笑顔を見せた。