発酵食品の技術と文化の体験型イベント「YOKOTE発酵FES」が10月13日・14日、よこてイーストにぎわい広場(横手市駅前町)と横手市交流センター「わいわいぷらざ」(同)で開かれる。
「発酵の町よこて」をスローガンに、地元有志らでつくる実行委員会が横手の産業活性化などを目的に初めて開催する。
13日はよこてイーストにぎわい広場を会場に、地元商店が発酵食品を使ったメニューを屋台で提供するほか、おもてなし武将隊「清原紅蓮(ぐれん)隊」による餅まきや酒の振る舞い、新型管楽器「ヴェノーヴァ」やサックス、エレクトーンなどを披露する。
14日はわいわいぷらざを会場に、わらで煮大豆を包み発酵させるわらツト納豆作り体験会などを開く「納豆ラボ」、みそ汁の飲み比べなどを行う「味噌(みそ)ラボ」、日本酒の飲み比べや利き酒クイズ大会などを開く「日本酒ラボ」を開く。特設ステージでは、納豆汁の振る舞いも行うトークイベント「発酵の話と現代の名工が作る納豆汁」、大雄小学校と増田高校が研究に取り組む「ホップ」の研究発表、「ホップとビールのワクワク体験講座」などを行う。
よこてイーストにぎわい広場では、県内4社のクラフトビール製造会社が、横手産ホップを初めて原料に使い醸造したビールを提供する。市内のみそ蔵や酒蔵を回るモニターツアー開く。
実行委員会事務局の担当者は「身近にある発酵食品をより多くの方に知ってもらい、おいしさなどの魅力を感じてもらいたい。多くの皆さまに足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は、13日=9時30分~15時、14日=10時~18時。前売りチケットは1,000円。横手市観光推進機構(駅前町)、かまくら館(中央町)、横手商工会議所(大町)で販売する