平成高校総合ビジネス科の3年生4人が手掛けた観光マップ「SPOT MAP YOKOTE」が12月10日、横手市に寄贈された。
同校がテーマ別に班ごとに分かれて行う「課題研究」の授業の一環。地域とのつながりを深め、地域に貢献しようとする人材育成を図ることを目的に市内の観光施設や行事を紹介するマップを制作した。
地図上にQRコードを掲載し、スマートフォンなどで読み取ることで観光施設の住所や行事の内容などの情報が表示される仕組みも盛り込んだ。
制作に携わった同校3年の横江勇希さんは「表示する情報は文字制限があり、制限の中で正確に伝えることに苦労した。県外観光客の皆さんの役に立てれば」と話す。
市商工観光部の佐々木義和さんは「QRコードを多く使うなど、楽しみながら町歩きできるマップ。旅行者にとっては利便性が高いのでは。今後、高校生や中学生に人気の飲食店の紹介マップなども作ってもらえれば」と期待を寄せる。
マップは500枚印刷。横手市や十文字道の駅などに寄贈する。横手駅の観光ブースや道の駅などで配布予定。