横手の刀工・兼廣と横手市出身の画家・柴田楳渓の企画展が4月20日、後三年合戦金沢資料館(横手市金沢中野、TEL 0182-37-3510)で始まる。
横手城代の戸村家に招かれ同市に移り住んだとされる刀工・兼廣が慶応4年に作った刀と、秋田県初展示の文久元年に作った刀など3点を展示するほか、明治から大正時代に活躍した画家・楳渓の掛け軸2点、今年同市に寄贈された襖絵(ふすまえ)1点を紹介する同展。
同館解説員は「市民から寄贈された楳渓の襖絵と、秋田県初展示の兼廣刀、凛とした気概を感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~17時。入場料100円(大学生・高校生50円、中学生以下無料)。6月16日まで。