羽後町総合体育館(羽後町)で3月6日、まちづくりイベント「すげーな祭り」が開かれた。
「みちのくプロレス」(岩手県)に所属する同町出身で町の観光大使も務めるプロレスラー・郡司歩さんと羽後町商工会青年部が「プロレスと若者の力で地元を盛り上げよう」と共同で企画した。
町内外から500人以上の観客が集まって開かれた当日、ザ・グレート・サスケ選手に郡司歩選手がシングルマッチで初挑戦した。会場から大きな声援を受けて善戦した郡司選手がアームロックで惜しくもギブアップ負け。試合後、郡司選手は「今回は負けてしまったが、いつの日かサスケ選手にプロレスで恩返ししたい」とリング上から声援に応えた。
プロレスファンだという鈴木瑛太さんは「試合中はハラハラドキドキした。郡司選手は負けてしまったが格好良かった。次に頑張ってもらえれば」と振り返る。
会場には同商工会青年部の活動紹介ブースや、同町に7月開業予定の道の駅「端縫いの郷」のPRブースなどが設けられ、同町産農産物や加工食品などを展示販売し来場者を楽しませた。