横手市や民間団体などから成る横手市マンガ活用事業実行委員会が現在、市内の小中学生を対象に漫画作品を募集している。
「横手市ミライの漫画家発掘・マガジン制作プロジェクト」チラシ
市内に「横手市増田まんが美術館」(横手市増田)があることなどから、同実行委員会が「横手市ミライの漫画家発掘・マガジン制作プロジェクト」として募集する。対象は市内の小学4年生以上、中学生3年生まで。
「夢」「学校」「友達」のうち、いずれかをテーマに選ぶ「テーマ部門」とテーマを決めない「フリー部門」の2部門に分けて募集する。エントリー後に配布する専用の漫画用紙で応募する。
12月27日と来年1月7日・10日、横手市出身で「ガキジャン」(講談社)などの作品で知られる漫画家の佐々木昇平さんが講師を務める漫画教室を開く。来年2月15日、応募作品の講評会も予定する。
同実行委員会事務局の土田絵里加さんは「漫画家に興味がある子どもたちの夢を少しでも応援できればうれしい。漫画を読むことが好きな子どもは多いと思うが、専用の用紙に描く機会は少ないのではないか。この機会に漫画を描くということを体験してもっと好きになってもらえれば」と話す。
応募作品は漫画雑誌風の冊子に掲載し、市内公共施設などに設置予定。
応募締め切りは1月31日。