2月15日から開かれる「横手の雪まつり」に向け、ボランティア団体「灯(あか)り点(とも)し隊」が同14日、「ミニかまくら」作りを始めた。
6年前から活動する同団体。今年は市内外からボランティア24人が参加し、雪まつり会場の一つ「蛇の崎川原」に約1500個の「ミニかまくら」を作った。15日の点灯時間までに、合わせて3500個を作る予定だという。
「今年は雪不足でミニかまくらを作れるのかどうか直前まで悩んでいた」と振り返る同団体の田畑晃子さん。全国的な暖冬の影響で会場に雪がなく土が見えていたが、2月3日からの降雪で積雪が30センチほどとなり開催を決定した。
ボランティアに参加した福岡県在住の前原光伸さんは「5年ほど参加しているが、ミニかまくら会場はここにしかない幻想的な景色だと思う。そこでボランティアとして活動できることがうれしい。雪は少ないことで道が歩きやすいから、観光客にとってはよいのではないかと思う」と話す。