横手市を拠点に活動するボランティア団体「謎のお姉さん」が現在、横手市内の小学生を対象に工作キットを配布している。
これまで小学生を対象にものづくりワークショップなどを行ってきた同団体。新型コロナウイルス感染拡大の影響で夏休み期間に予定していたイベントが中止になったことにより、「夏休み期間に子どもたちに楽しんでもらえれば」と企画した。
工作キットは、総菜販売店「紅玉」(横手市十文字)の協力を得て、子どものいる家庭に配布している。
キットは、50セットほど用意し、同市の伝統工芸品「十文字和紙」を使った、風鈴、風車、ミニうちわのほか、ペットボトルなどで作る魚釣りやロケットなどの玩具もそろえる。
同団体の企画担当者は「子どもたちに自分で物を作ることの楽しさを感じてもらいたい。夏休みの課題としても活用してもらえれば」と話す。