秋田県内で開かれる最大の農業イベント「秋田県種苗交換会」が10月30日、横手体育館(横手市条里)など市内3会場で始まった。
横手市で開かれている「秋田県種苗交換会」に設けられた「いぶし小屋」
秋田県農業協同組合中央会(秋田市)が主催し、1878(明治11)年から県内市町村持ち回りで毎年秋に開く農業の祭典。
主会場の横手体育館で農産物の展示会を開くほか、同体育館の駐車場と秋田ふるさと村(赤坂)駐車場で、郷土漬け物「いぶりがっこ」を作る「いぶり小屋」を再現したブースや地元飲食店5店が出店する飲食ブース、B級グルメ「横手やきそば」の販売ブースなどを設けて来場者を迎える。県内で活動する歌手や舞踏グループなどが出演するステージイベントも行う。
岩手県から来場した高橋文子さんは「毎年、来場するのを楽しみにしている。新型コロナウイルスの影響から開催されるのか心配していたが、今年は、横手ならではのブースを楽しむことができて良かった」と話す。
開催時間は9時~16時。11月3日まで。