土産物店「まちの駅福蔵(ふっくら)」(横手市増田町増田、TEL 0182-45-4190)が6月22日、開店7周年を迎えた。
明治時代から続く町並みと内蔵が多く残ることから、2013(平成25)年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、「蔵の町」として知られる増田地域に2014(平成26)年、干し餅の製造販売などを手掛ける佐忠商店として開業した同店。2016(平成28)年に現在の場所に移転し、内蔵をリノベーションした店舗に喫茶スペースを併設して営業する。
同市在住のクラフト作家とコラボ企画した樹脂粘土製の干し餅をペン軸にあしらったボールペンなどオリジナル商品の販売を手掛けるほか、イベントスペースとして無料開放する内蔵や和室では、これまでに音楽イベントや和装の着付け撮影会などを開催する。
ソフトクリームやコーヒー(160円~)など喫茶メニューのほか、土曜・日曜限定の同町産のそば粉を使う手打ちそば(700円~)も用意する。
同店を運営する佐藤翔太朗さんは「天皇陛下の来訪や新店舗への移転など、年ごとにさまざまな出来事があり、あっという間の7年間だった。これからもお客さまにとって憩いの場になれば」と話す。
営業時間は9時~17時。