起業家向けセミナー「横手市若手経営塾」が10月21日、横手市交流センター・ワイワイぷらざ(横手市駅前町)で開かれた。
地元で活動する起業家らの交流の場を作ることを目的に、横手市で飲食店3店舗を経営する小松太史さんと、県内外で鍼灸院8店舗を展開する佐々木勇太さんが、6月に続き企画した4回目のセミナー。
横手市でデザイン事務所を経営する宮崎昌裕さんが、ブランディングをテーマに、ブランドを活用した販売促進法や、ブランドの認知を高める手法など、受講者に問いかけながら実践的に解説。企業における課題の発見や解決へ向けた取り組みなどを発表する経営が題材のワークショップも行い、25人の若手起業家らが交流を深めた。
小松さんは「名刺交換で盛り上がる受講者の皆さんの姿を見て、交流の場になっている様子がうれしい。コロナ禍で異業種交流の機会が減っている中、皆さんのビジネスにつながるきっかけになれば」と話す。