湯沢市役所（湯沢市）で現在、地元目線で湯沢を紹介するパネル展「ゆざわざわざわ ざわざわゆざわ」が開かれている。

「情と慶 夜の放浪記」パネル

　市民有志で組織するまちづくり団体「ワイキュービック」が、「故郷の素晴らしさを市内外にアピールしよう」と企画・編集した冊子「ゆざわざわざわ ゆざわざわ」のお披露目会を兼ねて開く同展。

　地元高校生や地域おこし協力隊員なども参加する30人の編集メンバーが、昨年4月から約1年がかりで取材した、地元民ならではの「コアでユニークな地元紹介ネタ」を交えた「まち案内」情報を22枚のパネルで展示する。

　「5年ほど前から冊子の企画を温めていた」と話す同団体代表の竹谷伸人さん。同冊子は市内の道の駅や金融機関などに設置し、自由に閲覧できるようにしている。

　竹谷さんは「日ごろ身近にあって何気なく接しているものも、伝え方で新しい価値を生むことができるはず。パネル展を見るだけではなく、現地にも足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。

　開催時間は8時30分～22時。6月4日まで。