農産物直売所「コムニタみさと」（美郷町、TEL 0187-73-5037）が5月29日、県道11号線（通称・角六線）沿いで営業を始めた。

「コムニタみさと」に併設のカフェ店内

　同町の食品加工販売会社「秋田食産」が運営する。約150平方メートルの空き店舗を改装し自社生産の無農薬の米や野菜と燻（いぶ）した大根の漬物「いぶりがっこ」などの加工食品のほか、地元農家の野菜や鶏卵なども販売する。

　「生産者と地域の方々の交流の場になれば」と15席のカフェも併設し、「美味（おい）しいcoffee」（300円）や「うんと美味しいcoffee」（550円）、地元で親しまれる「仁手古（にてこ）サイダー」（250円）、同町の菓子舗亀太郎の「亀太ロール」（250円）なども提供する。

　一昨年から念願の農業に取り組む同社の佐藤良一社長は「健康で安全な食品を提供しながら、皆さんの安らげる場所になれば」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は9時～18時。木曜定休。