家庭に眠る学用品の交換会が10月16日、秋田県南部男女共同参画センター(横手市神明町)で開かれる。
近千穂さんら地元有志が4月に立ち上げた「学用品おさがりの会」が開く。家庭向けに整理収納アドバイザーとして活動する近さんが、子どもが学用品を使わないまま保管している家庭を多く見かけたことから、7月に初めて交換会を開いたところ、140人以上の市民が集まる好評を受け、2回目を企画した。
「絵の具セット」「習字セット」「彫刻刀」「柔道着」などを中心にそろえるほか、文具やアートバルーンのコーナーを設ける。
近さんは「思い入れがある学用品は、使わなくとも捨てられずにいる人が多い。人から譲り受ける当イベントを通して、子どもたちに物を大切にすることを学んでほしい」と話す。「今後も同様のイベントを開催する予定。学用品の寄付やボランティアに協力いただける皆さんに声をかけてもらえれば」とも。
開催時間は10時~14時。