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横手産ホップ使うクラフトビールに新商品 ホップ農家兼バーのマスターが委託

自身が栽培したホップを使うビールの醸造を羽後麦酒(秋田県羽後町)に委託したバー経営の三國修さん

自身が栽培したホップを使うビールの醸造を羽後麦酒(秋田県羽後町)に委託したバー経営の三國修さん

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 羽後麦酒(秋田県後町西馬音内、TEL 0183-56-7890)が1月21日、横手市産のホップを使うクラフトビールの新商品2種を発売した。

羽後麦酒が販売する「試2022」(左)と「八柏平爺」(右)

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 発売したのは「試2022」(990円)と「八柏平爺」(1,100円)の2種。いずれも330ミリリットル入りのボトルで販売する。

 ホップ農家を営みながらワインバー「アイティオ」(横手市寿町)を営業する三國修さんが、約500平方メートルの農地で栽培した13種類のホップを使う商品を同社に委託。昨年11月上旬から12月中旬にかけて醸造した。

 一般的なクラフトビールが1回の醸造に対して1~2キロのホップを使うところ、「試2022」は3キロ、「八柏平爺」は5キロを使うことで、「鼻から抜ける柑橘系のような香りが特長の華やかな味わい」に仕上げた。

 同社の鈴木隆弘社長は「これまでとは異なる醸造方法を試した商品。全国の皆さんに楽しんでもらえれば」と話す。

 三國さんは「香りを出すためには大量のホップが必要なため、ホップ農家だからこそできる贅沢なビールを作ってもらった」と話す。

 同社サイトで通信販売するほか、三國さんのバーで提供する。

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