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横手の酒造会社が初めての「どぶろく」 発売3日で全量出荷、追加醸造へ

阿櫻酒造(横手市)の杜氏の照井俊男さん(右)と副杜氏の酒井太一さん(左)

阿櫻酒造(横手市)の杜氏の照井俊男さん(右)と副杜氏の酒井太一さん(左)

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 阿櫻酒造(横手市大沢、TEL 0182-32-3448)の新商品「どぶろく」が、発売3日ほどで全量出荷する注目を集め、現在、追加醸造を行っている。

阿櫻酒造(横手市)が初めて発売する「どぶろく」

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 100年以上にわたり、奥羽山脈の伏流水を使う日本酒の醸造を続ける同社。どぶろく特区に認定される横手市内にどぶろくの作り手が少ないことから、昨年12月下旬、県産酒米「めんこいな」を原料に初めて仕込んだ。

 1月18日、560本を初出荷したところ、市内外の酒販店などから追加注文が相次ぎ、3日ほどで全量を出荷。急きょ、2度目の醸造作業を始めた。追加予定本数は560本。

 同社杜氏の照井俊男さんは「昔の古いお酒で癖の強いイメージを持たれがちなどぶろくに、これほどの反響があることに驚いた。皆さんに喜んでもらえることが何よりもうれしい」と話す。

 どぶろく醸造を担当する副杜氏の酒井太一さんは「甘すぎない当社の製品らしい辛さとさわやかさを兼ね備えた味わいに仕上げた濃厚な味わいを楽しんでもらえれば」と自信を見せる。

 価格は1,650円(720ミリリットル)。1月27日、市内外の酒販店などで販売予定。

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