起業家支援プログラム「横手美ジネスチャレンジ」の運営が7月上旬、横手市で始まった。運営は同市とアイスピック(横手市駅前町)。
市が、2015(平成27)年から起業を志す市民向け創業支援事業の一環。2021年には48人が起業するなど人口約8万3000人の同市では、延べ279人が起業している。
同規模の29自治体のうち起業率が4番目(経済産業省)という同市の新たなプログラムは、「横手市の美しい未来の創出」をコンセプトに掲げて展開する。起業家の経験や知識を共有するセミナーや、起業希望者自身で課題を見つけ、解決する力を身に付けることをサポートするコンサルティングなどを中心に取り組む。
ビジネスセミナーなどを開くアイスピック代表理事の佐々木勇太さんは「ビジネスはソフトウエアと同様。古い取り組みと異なるイノベーションを起こしていけるよう取り組む。横手がにぎわい、結果として、県内外から注目される地域になれるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。