湯沢市役所で1月22日、子ども向けテレビ教育番組「セサミストリート」とのコラボワークショップ「思いやりのあるお金の使い方」が開かれた。
ニューヨークに拠点を置くNPO法人「セサミワークショップ」が展開する「金融教育プログラム」の一環。日本国内で自治体との連携は今回が初めて。
当日は、同市内の小学校に通う3年生以下の児童20人が参加。齊藤光喜市長と藤井延之副市長のほか、地域団体「湯沢ストリート村」メンバーらが子どもたちをサポートした。
子どもたちは動画を見たり、グループで話し合ったりしながら、「100階建ての家を建ててみんなで住む」や「みんなで旅行する」など、友達を助けたり、回りを喜ばせたりするためのお金の使い方を考えた。
ワークショップに参加した高柳美海さんは「エルモとみんなと一緒に歌ってとても楽しかった」と笑顔を見せる。
同NPOの為田裕行さんは「これまで都市部の子どもたちを対象にワークショップを開催してきたが、地方の子どもたちにこそお金の有効な使い道を教えることが必要と感じている。今後もこうした機会を作っていければ」と話す。