JR横手駅(横手市駅前町)に6月24日・25日、旧型客車をけん引する電気機関車(EL)「ELあきた号」が停車した。
同車両は、JR東日本グループと県が進めてきた「秋田県春の大型観光キャンペーン」のクロージングに合わせ、JR秋田駅と横手駅間で運行した。旧型客車が奥羽本線の同区間を走るのは、2015年10月の「レトロこまち号」以来約2年ぶりという。
この日運行したのは、旧国鉄時代の1963(昭和38)年~1976(昭和51)年に製造された「ED75形電気機関車」と、1955(昭和30)年に製造された「オハニ36 11」など客車4両。
ELあきた号が横手駅に入ってくると、明照保育園の園児がホームで小旗を振り出迎えた。駅構内では「やきっぴ」「てくてくん」「じゅっこちゃん」などのご当地キャラと、ご当地バンド「横手やきそバンド」が「横手やきそばロック」を演奏し訪れた旅行者を歓迎した。
12時15分に到着した同列車は、折り返し運転で横手駅を15時15分に発車し、その間、撮影を楽しむ鉄道ファンの姿も数多く見られた。