雄物川河川公園(横手市雄物川町深井)で7月16日、「ミニ電気自動車レース」が行われ、秋田県内の高校5校から参加した100人が、自作のミニ電気自動車で走行距離を競った。
キャリア教育活動などに取り組むMEVR組織委員会が主催する同イベントは今年で8回目。同一メーカーの同一型式の電池を使うことを条件に、各校チームはミニ電気自動車を自作。車両の性能に合わせるなどの走行計画を立て、1時間以内に河川公園内のコース約1400メートルを何周できるかを競った。
5校から出場した10台の車両で競った今年は、「秋田工業高校レーシング1」が見事、20周を走破する大会新記録で優勝に輝いた。レース終了後、「EV体験試乗会」も行われ、応援に来ていた子どもたちが電気自動車の試乗を楽しんだ。
主催した同組織委員会事務局の根田祐子さんは「電気自動車レースに挑む高校生が実力を試せる場になれるよう、来年も多くのチームに参加してもらいたい」と話す。