JR横手駅(横手市駅前町)や横手市役所(中央町)周辺など横手市内7会場を舞台に8月19日、「YOKOTE音FESTIVAL」(愛称・音フェス)が開催され、約1万人の人出でにぎわった。
「YOKOTE音FESTIVAL」市民広場会場のエンディングの様子
「街を音と笑顔であふれさせたい」をスローガンに、横手市内の有志でつくる実行委員会が2011年から毎年開いている同イベント。
今年は県内外からプロ・アマミュージシャンを中心に保育園児の太鼓演奏などバラエティー豊かな
100組以上が出演した。10時、JR横手駅(駅前町)や横手市役所(中央町)周辺など市内7会場を舞台に一斉に演奏が始まると、演奏スケジュールが掲載されたパンフレットを片手に会場間を歩いて回る来場者で市内はにぎわいを見せた。
イーストにぎわいひろば会場(駅前町)では、同イベントに初回から毎回参加している静岡県のバンド「ラディアルレイズ」が大トリを務め、来場者やスタッフが演奏に合わせて踊るなど盛り上がりを見せた。
横手市出身で東京在住の環貫淳さんは「SNSや友人を通じて音フェスは知っていたが、初めて来場した。思っていた以上に市外からの参加や、市内外のアーティストによるコラボステージが多くて楽しめた。町の祭りというよりも音楽でつながりを広げるリアルなソーシャルツールのように感じた。まちの若さがよみがえっているのでは」とイベントを振り返った。