伝統工芸品「川連(かわつら)漆器」の産地直売会「川連塗りフェア」が10月19日から、稲川体育館(湯沢市川連町)で開かれる。
秋田県漆器工業協同組合(同)が主催。今年は17業者が出店し、おわんや箸、家具類など約5000点の漆製品を展示販売する。
美術展「改組新第4回日展」で特選を受賞した高橋斗雄さんの漆器作品を隣接する稲川農村環境改善センター(同)に展示する。県内の伝統工芸品を車内パーツに使った「ご当地レンタカー」の展示も行う。
同組合事務局の担当者は「川連塗りのお買い求めだけではなく、稲庭うどんの提供や呈茶席、生花の展示なども行う。イベントを通して、多くの皆さんに川連や川連漆器を知ってもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~17時(最終日は16時まで)。今月22日まで。