「第18回平鹿りんご味覚まつり」が11月3日、ときめき交流センター「ゆっぷる」駐車場(横手市平鹿町醍醐)で開かれ、多くの家族連れなどでにぎわいを見せた。
夏は暑く、秋は日当たりがよく、冬は雪深い立地で育つことで甘みが強くなる「平鹿りんご」や里芋などの地元農産物を県内外にPRし、消費拡大を図ることが目的の同イベント。当日はリンゴの皮むき競争やリンゴ狩り体験などのイベントで盛り上がった。
皮むき競争には市内外から20人が参加。1分間でむいた皮の長さを競い、鈴木恵美子さんが195.5センチで優勝した。「5回目の挑戦でようやく優勝することができた。今年のリンゴは大きくてむくのは難しかったが、お尻からむくがコツ」と鈴木さんは話す。
実行委員長の山田毅明さんは「イベントを通して農家の苦労もお客さまと共有しながら、『平鹿りんご』という看板を守っていくという強い気持ちで次世代につなげていきたい」と話す。