まちなか音楽イベント「YOKOTE音FESTIVAL」が8月18日、横手市内7会場で開かれ、市内は多くの人出でにぎわいを見せた。
「街を音と笑顔であふれさせたい」をスローガンに、市内有志でつくる実行委員会が2011年から毎年開き、今年で9回目を数える。
今年は、県内外から集まったプロ・アマミュージシャンのほか、地元保育園児の太鼓演奏など100組以上が、JR横手駅や横手市役所周辺などを舞台に演奏を披露した。
10時に各会場で演奏が始まると、主催者発表で延べ1万人がイベントのオリジナルグッズを身に付けたり、パンフレットを片手に会場を回ったりするなど、まちなかにあふれる音楽を楽しんだ。
6会場で演奏時間が終了した17時過ぎ、「イーストにぎわいひろば会場」(横手市駅前町)に集まった来場者は、大トリを務める北秋田市を拠点に活動するバンド「ヒロタケ」が演奏する浜田省吾さんのカバー曲で会場を沸かせた。
高橋淳実行委員長は「気温も高く暑かったと思うが、今年も多くの皆さんに足を運んでもらえて良かった。9年続けられたのは、毎年楽しみにしていてくれる出演者の皆さんや観客の皆さんがいたから。高校生などの若いボランティアスタッフも増えている。来年の10回目に向けて、次の世代へとつないでいければ」と振り返る。