「第29回あきた十文字映画祭」が2月7日から、横手市十文字文化センター(横手市十文字町)で開かれる。
作品を通した映画関係者と鑑賞者の交流を図ることを目的に、主に若手監督の作品やアジア映画、邦画人気作品、未公開作品などを上映する同映画祭は、今年で29回目。上映作品の監督や出演者らゲストとの交流ができることから、例年、県内外から多くの映画ファンが訪れる。今年の上映日と主な上映作品は以下の通り。
7日=カンヌ国際映画祭第71回コンペティション部門審査員賞を受賞した「存在のない子供たち」など4作品。8日=松本優作監督の「Noise ノイズ」など3作品と「名古屋シネマスコーレ特集」と銘打つ短編映画4作品。9日=秋田県内で撮影され初公開する「ミスりんご」を含む4作品。
同映画祭実行委員会の小川孝行代表は「『ミスりんご』は、県内外から100人を超えるエキストラに参加してもらい、横手市内でロケを行った作品。この機会にぜひ鑑賞してもらえれば」と来場を呼び掛ける。
入場料は、1日券=3,800円(前売り=3,000円)、1作品のみ鑑賞できる作品券=1,300円(以上、当日券のみ)、4作品鑑賞できる回数券=4,000円(以上、前売り券のみ)。前売りは、道の駅十文字(十文字町)、金喜書店(四日町)などで販売する。