秋田県内の若者有志が1月13日・14日、横手市の果樹農家で除雪ボランティア作業を行った。
1月11日の積雪が地元観測史上最大を記録する豪雪に見舞われた横手市内。12日から雨や雪が降り、湿気を含み重くなった雪の除雪作業に追われる農家の窮状を見て、ボランティア参加を決めたという。
この日は県内にある大学の学生6人のほか、社会人4人も一緒にグループ参加し、リンゴとブドウ畑で支柱や枝が出るよう6時間にわたり除雪作業を行った。
リンゴ農家の男性は「申し訳ない気持ちになったが、本当に助かった。有り難い」と話す。
ボランティアに参加した学生の栗原エミルさんは「作業をして自分の無力さを感じ、ボランティアというのもおこがましいと思ったが、いろいろ学ばせていただいた。また参加したい」と振り返る