横手経済新聞

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横手でカブトムシなど昆虫の出荷が最盛期 シイタケ会社が再利用菌床で飼育

横手市内のシイタケ生産会社が飼育する「ヘラクレスオオカブト」

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 カブトムシなど昆虫の飼育・販売を手がける横手市内の会社で現在、出荷が最盛期を迎えている。

横手市内のシイタケ生産会社が飼育する「ウエストウッディオオシカクワガタ」

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 昆虫を飼育・販売するのはシイタケの菌床栽培などを手がけるピルツ(横手市十文字町)。シイタケの栽培後に廃棄される菌床を再利用し、2020年から昆虫を飼育する。現在、卵や幼虫を含めて約50種の約1万匹を飼育し、インターネットを中心に全国に販売するほか、県内外で開かれる昆虫展などにも出品する。

 「ヘラクレスオオカブト」「ニジイロクワガタ」など人気種を中心に、今期のこれまでの出荷数は約500匹。価格15万円超の「ウエストウッディオオシカクワガタ」など珍しい種も扱う。

 同社の畠山琢磨社長は「地下50メートルからくみ上げる深層水を使い栽培する当社のシイタケの菌床は、昆虫の飼育にも適している。5万円前後の種には大人のファンも多い。昆虫展にも足を運んでもらえれば」と話す。

 昆虫展は、秋田ふるさと村(赤坂富ケ沢)などでの開催を予定する。

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