秋田空港と横手駅を結ぶ横手市オンデマンド空港送迎サービス「よこてWARP(ワープ)」が7月18日、試験運行を始めた。
秋田空港から横手市内まで乗り換えなしで移動できる交通手段として導入されたバス。定員7人のワゴン車で1日2回、往復運行する。
運行開始初日の7月18日、伊丹空港から秋田空港に降り立った60代男性3人を乗せて、10時ごろに出発したバスは、11時10分ごろに「秋田ふるさと村」(横手市赤坂)に到着。高橋大市長や市観光おもてなし課などが歓迎セレモニーで出迎えた。
仕事のため京都市から来たという男性は「乗り換えなく移動できて楽。車内も快適だった」と話した。
同課の鈴木崇仁さんは「これから1年半の運用で稼働率7割が目標。これまでに171人の予約がある。2025年の大阪・関西万博の開催に向けて、関西からの誘客につなげられれば」と話す。
発車時刻は、横手駅西口発=7時30分と16時、秋田空港発=10時5分、18時10分。空港発午前便は、希望により「秋田ふるさと村」にも停車する。
運賃は300円。乗車には予約が必要。乗車日の60日前から4日前まで、ホームページと電話で受け付ける。