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横手のホテルで国際教養大生がインバウンド実践授業 外国語案内表示など検討

横手市内のホテルで行われた国際教養大学の実践授業の参加者

横手市内のホテルで行われた国際教養大学の実践授業の参加者

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 国際教養大学(秋田市雄和)の学生19人が11月11日、横手駅前のホテル館内表示を外国人観光客の目線から多言語化する授業を行った。

横手市内で行われた国際教養大学の実地授業の様子

 学生に社会体験の機会を提供しながら、地元のインバウンド事業に貢献することなどを目的に、同大学で日本語プログラムを担当する阿部祐子教授と横手市観光推進機構(横手市駅前町1)が連携して取り組む授業は、今年で5年目。

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 「異文化理解の視点から見る日本の社会と文化」と「英日翻訳」を勉強する学生は、横手駅前で3軒のホテルを経営する横手開発興業(駅前町7)の協力を得て、施設内温泉や岩盤浴などを実際に体験しながら、入館や入浴の仕方などの説明表示の在り方について検討した。

 ラトビアから留学中のセンカネ・アグネスさん(23)は「秋田県のみならず、東北は空気や食べ物がとてもおいしい。卒業後は、東北の観光に携わる仕事をしたい。本当に良い経験ができた」と授業を振り返る。

 阿部教授は「せっかく秋田に来た当大学の学生には、秋田のことを好きになってもらいながら、地域貢献につなげられるような授業をと取り組んでいる。今回の授業は、学生の提案でどのように施設に貢献できるのかについて学生自身が実感できる場になったのでは」と話す。

 学生が検討した案内の翻訳内容などは、今後、市内の観光施設や宿泊施設で活用予定。

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