食べる 学ぶ・知る

横手のカフェが「山内にんじん」PR 伝統野菜企画で

「山内にんじん」を使う「杜のcafe SYANA シャナ」のスープカレー

「山内にんじん」を使う「杜のcafe SYANA シャナ」のスープカレー

  • 0

  •  

 横手市内の飲食店3店を含む県内10市町の飲食店32店が現在、伝統野菜PR企画「秋田伝統野菜まちめぐりMonth」に参加し、伝統野菜を使ったメニューを期間限定で提供している。

地元農家から直接仕入れる規格外の「山内にんじん」

[広告]

 秋田県が選定する30品目の伝統野菜の認知度向上を図ることなどを目的に「あきた伝統野菜まちめぐり実行委員会」(秋田市)が主催する。

 横手市内では「杜(もり)のcafe SYANA シャナ」(横手市山内土渕)、「蔵cafe 真山」(増田町増田)、「食堂cafe Amushu(アムシュ)」(十文字町)のカフェ3店が参加する。

 中でも「地産地消・安心安全」を掲げて2014年に開業した「杜のcafe SYANA シャナ」は当初から、県の伝統野菜「山内(さんない)にんじん」などを積極的にメニューに取り入れるほか、市内で販路拡大にも協力している。地元農家から規格外品を直接仕入れ、スープカレー(1,000円)やピクルス(880円)、ドレッシングやフレッシュジュースなどに使う。

 オーナーの遠藤育子さんは「芯まで赤い山内にんじんは、一般的なニンジンよりも栄養価が高く、ニンジンらしい味。煮崩れしにくいのも特徴。地元の宝の知名度を上げる一助になれば」と話す。

 同店の営業時間は11時~18時。火曜定休。11月30日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース