後三年合戦金沢資料館(横手市金沢中野根小屋)で10月19日から、郷土玩具の展示会「中山人形展」が開かれる。
同市平鹿町中山地区で、干支(えと)の土鈴や歌舞伎・民話などを元にした土人形など、玩具や土産品として作られ、県南部を中心に親しまれてきた中山人形。
干支土鈴、節句物、縁起物、童子物、風俗物など、歴代の職人が手掛けた作品20種類以上を展示するほか、製作工程のパネル展示なども行う。
同館の担当職員は「地元の人でも、間近で多くの種類を見る機会は少ないのでは。この機会にご覧いただければ」と話す。
10月20日と11月10日は同館学芸員によるギャラリートークも予定する。
開館時間は9時~17時。入場料は、一般=100円、中学生以下無料。12月22日まで。